あなたは、どう考えますか?

 熱帯地方で生活している人と、北極圏で生活しているエスキモーの食生活は同じでいいのでしょうか?
若者でスポーツをガンガンしている人と、寝たきり老人の食生活は同じでいいのでしょうか?
 
 多くの人が、「ダメ」と答えるでしょう、当たり前です。気候風土、年齢、生活様式、それぞれ違えば、その人に合った食生活をしなければ元気になれません。しかし、マスメディアで「これがいいですよ」と云えばスーパーからその商品がなくなる、つまり多くの人が同じことをしている、子供も老人も、スポーツマンもコンピュータのプログラマーも・・・・・
 
 本当は私にとって良いことは万人にとって良いこととは違う、私にとって良いことは、自分の子供にとって良いことでないこともある、この点を理解しなければ、健康にはなれない。つまり、生まれ持った体質が違い、年齢、運動量が違う一人一人はすべて食生活で良いもの、良くないものは違うはずである。
 
 現代社会では、50年ほど前よりも総じて肉体労働人口が減り、コンピューターに関わるデスクワークが増え、筋肉を使う機会が減少している。その結果、基礎体温が下がり、高齢化も進み、まして身体を冷やす食料がもてはやされ、身体全体が冷えて固くなり、その上、ストレス状態で筋肉が緊張し、コリ、痛みを発症しやすい状態にある人が多い。
 
 身体を冷やさない方法は「過食を控え、腹八分目にすること、塩は身体を温め、砂糖は身体を冷やす、究極の身体を温める方法は絶食」と云われている、今この事を認識し食生活に役立てることである。

 もう一つ、メディアで流される食料の情報で、例えば「バナナはビタミンCが多くて風邪に良い」という話は、取り方によって曖昧な情報となる。なぜなら、一般に医療分野ではビタミンCは免疫を高め、ウイルスに対して有効である。バナナにビタミンCが多く含まれているから、風邪に良い。しかしバナナにはビタミンC以外にも多くの成分が含まれ、非常に身体を冷やす食料である。
 
 例えば、膝痛を持っていう人が、風邪予防でバナナを多量に食べると間違いなく身体は冷え、痛みを増すであろう。多くの痛みを持っている人は、風呂に入り、身体が温まれば痛みは薄れる。この現状では、風邪予防のためと思って摂ったバナナが、生活する上ではマイナスに働き、日常生活が痛み等でより困難になる。つまり、食料として、大量にとる場合は、有効成分とその食料全体が身体に対してどのような働きがあるかは別である、という考え方をしなければならない。
 
 また、水で溶かして飲む青汁では下記のことが簡単に起こる。
青汁は、赤血球に似た成分を持っているから、血液の成分を補給するのには便利な健康食品である、しかし、水に薄めて飲めば、色からもわかるように身体を冷やす、そして、痛みを持った人にはコリ痛みを助長するために不向きである。
 それでも、青汁の栄養成分が気に入って飲みたいのであれば、塩を加えて身体を冷やさないように工夫をして摂れば良い。
 この理屈で、昔のトマトジュースは塩辛かったのである、トマトもものすごく身体を冷やす食料である、トマトの成分を身体に負担なく摂る方法が、塩味を濃くすることであった。